地域協働のマネジメント |
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目次 はじめに 第1章 地域・協働・ノットワーキングの組織論に向けて 1 協働という言葉の意味と新規性 2 協働と共同・協同 3 協働の主体は:誰と誰のための協働か 4 地域協働の特徴 5 ノットワーキングからの地域協働の可能性 6 地域協働に対する新たな視点を目指して 第2章 地域企業の戦略的地域貢献 1 企業の地域社会への関わりの変遷 2 地域貢献企業の戦略タイプ 3 シベールの戦略的地域貢献 -シベールアリーナのケース 4 地域企業の戦略的地域貢献と持続可能な発展 第3章 伝統産業地域における地域協働 1 伝統産業と地域活性化 2 協働する「場」の構築 -事例の検討 3 事例から学ぶ伝統産地における地域協働の成功要因 4 ノットワーキングの視点から見た伝統産業地域の地域協働 5 まとめ 第4章 地域協働実面のための新しいガバナンス体制の構築 1 新しいガバナンス体制への流れ 2 事務事業評価の限界 3 協働型プログラム評価 4 まとめ 第5章 民間副市長による地域協働の推進 1 協働による行政職員の意識改革 2 事例1:豊岡市の東京アンテナショップ 3 事例2:城崎温泉のインバウンド事業 4 協働による行政職員の意識変容 5 まとめ 第6章 地域密着思考の事業型NPOの協働戦略 1 NPO法人あおぞらコーポレーションの概要 2 あおぞらコーポレーションの事業型NPOへの進化 3 リネンウォーター「熊と森の水」の商品化プロセス 4 多様な連携を通じたスケールアップへの道 5 NPO法人まるの概要 6 NPO法人まると多様な企業との協働 7 2つの事業型NPOの比較 第7章 NPOと企業と行政の協働によるあねっこバスの運営 1 新しい地域交通システム 2 「あねっこバス」導入までの経緯 3 「あねっこバス」のビジネスモデル 4 「あねっこバス」の効果 5 地域協働と「あねっこバス」 第8章 協働における中間支援組織の機能 1 はじめに 2 中間支援組織に関するこれまでの理論 3 組織間関係論から見た中間支援組織 4 中間支援組織の機能に関する分析上の限界 5 ノットワーキングから見た中間支援組織 6 大阪NPOセンター“志”民ファンド 7 大阪NPOセンター「CSOアワード」 8 中間支援組織のノットワーキング機能 第9章 地域コミュニティの再構築 -つながりから協働の「場」へ 1 地域コミュニティの再構築の必要性 2 多様な「場」とマネジメント 3 つながりから協働の「場」へ 第10章 大学と地域、行政、NPOの連携 1 大学の地域連携に対する参画意識の高まり 2 地元商店街活性化への参画の経緯 3 デジタルコンテンツによる商店街活性化 4 地元商店街活性化から地域活性化、社会貢献へ 5 協働の成功要因と教育的効果 6 まとめ 終章 協働からコレクティブインパクトへ 1 地域協働の組織論が目指すもの 2 コレクティブインパクトの重要性 3 共感システム形成のためのハイブリッド組織 索引 |
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佐々木 利廣 (ささき としひろ) 1974年 明治大学政治経済学部経済学科卒業 1976年 明治大学大学院経営学研究科修士課程修了 1980年 明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学 1980年 京都産業大学経営学部専任講師、助教授を経て、1991年から京都産業大学経営学部教授、その間ノースカロライナ大学チャペルヒル校社会科研究所(IRSS)で客員研究員を歴任。 主な著作: 著書:『現代組織の構図と戦略』(中央経済社、1990年) 『組織間コラボレーション』(ナカニシヤ出版、2009年、共著) 『動物園マネジメント』(学文社、2013年、共著) 『入門 企業と社会』(中央経済社、2015年、共著) |