日経平均トレーディング入門
指数としての特質を踏まえた先物取引戦略

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目次

 はじめに

第1章 舞台を知る─アベノミクスが意識するもの
 1 ヘッジファンドの一室
 2 日経平均がホット
 3 日経平均を意識する政治
 4 量的緩和
 コラム インデックスアービトラージャーのぼやき

第2章 過去を知る─何が日経平均を生き残らせたのか
 1 東証大証の争い
 2 日経平均先物悪玉論
 3 刺客の登場
 4 OTCデリバティブ解禁など3点セット
 5 立会時間延長
 コラム 日経平均初の3万円乗せ

第3章 特性を知る─銘柄入れ替えの功罪とNYダウ比較
 1 日経平均の大手術
 2 日経平均の決まり方
 3 日経平均は操作できるか?
 4 長期投資の落とし穴
 5 ダウ式単純平均と分子修正方式
 コラム 日経平均に敗れた2人の男

第4章 考え方を知る─日経平均への取り組み方
 1 日経平均から利益を生むということ
 2 先物トレーダーの思考
 3 レベル3
 コラム 日経平均を5,000円で買ったトレーダー

第5章 情報を仕分けする─取引当事者とアルゴリズム
 1 SQ接近につき
 2 犯人はいったい
 3 オプション建玉の吸引力
 4 幻のSQ
 5 VIXの魔力
 6 プレーヤーたち
 コラム 正統派アルゴリズムの言い分

第6章 需給を読む─現物と異なる先物の世界
 1 需給メカニズム4原則
 2 板を透視する
 3 典型的な値動き
 4 大口の売買
 5 夜間は猛獣どもの戦場
 6 ミニに群がる子羊たち
 7 裁定取引の現場
 コラム 証券マンは相場下手

第7章 視野を広げる─相場観戦,関連商品
 1 相場観戦をする
 2 日経平均関連商品
 コラム 日経平均とNYダウの大どんでん返し

第8章 相場の世界を生きる─観と勘の組み合わせ
 1 マネー主導の相場展開における資産運用
 2 相場観と金融工学

 おわりに 


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著者プロフィール
國宗 利広(くにむね としひろ)
1981年,早稲田大学政治経済学部卒業後,野村證券㈱入社。
東京証券取引所の場立ちから証券人生をスタート。
1987年,米国コーネル大学MBA取得後帰国したタイミングが日本での日経平均先物・オプションの導入時期に重なる。
上場前は米国先物・オプションのトレーディングを経験。
上場後は日経平均オプションのヘッドトレーダー。
1990年以降の下げ相場では,オプション市場における同社のシェアは50%に達し,その約半分が自身のトレーディングによる。
現在,匠投信投資顧問㈱で「匠の技」運用担当部長および「匠のオプション http://takumi-option.com」主宰。