英国の新会計制度 在英日系企業におけるIFRSベースの決算実務 |
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目次 はじめに 序章 英国会計の基礎 Ⅰ 日系企業にとっての英国 Ⅱ 英国決算制度の概要 Ⅲ 本書の対象と構成 Ⅳ 本書における用語等の取扱い 第1章 英国会計制度の概要 Ⅰ 市場報告規則と会社法の会計制度 ⑴ 欧州連合(EU)の会計規制 ⑵ 英国市場の会計規制 ⑶ 英国会社法の決算制度 Ⅱ 英国会計の基本理念と英国会計基準 ⑴ 「真実かつ公正な概観」 ⑵ 会計基準の設定主体 ⑶ 英国会計基準 Ⅲ 関連規制の紹介 ⑴ 法人税制(課税所得計算) ⑵ 配当規制 第2章 会社法決算書の作成と法定監査 Ⅰ 本章の目的 Ⅱ 法定決算書の作成 ⑴ 会社法における会社規模分類 ⑵ 会社の決算期 ⑶ 法定決算書の作成 ⑷ 財務報告フレームワーク ⑸ 決算書の提出期限と罰則 ⑹ カンパニーズハウス(英国の会社登記所)について Ⅲ 連結財務諸表の作成と免除 ⑴ 連結財務諸表の作成義務 ⑵ 連結財務諸表作成の免除 ⑶ 在英日系企業における連結財務諸表の作成状況 Ⅳ 英国の法定監査制度 ⑴ 制度の概要 ⑵ 会計監査人の選任と退任 ⑶ 法定監査の免除 ⑷ 英国監査の一巡 ⑸ 英国監査の特徴 第3章 新しい英国会計制度 Ⅰ 本章の目的 Ⅱ 改正の経緯と新基準の狙い ⑴ 改正経緯 ⑵ 新基準制定の目的 Ⅲ 3つの新しい会計基準 Ⅳ 英国企業が適用する会計基準(FRS 100) Ⅴ 開示減免規定(FRS 101/FRS 102) ⑴ 適用要件及び減免内容 ⑵ 適用上の留意点 Ⅵ FRS102 ⑴ FRS102の概要 ⑵ 日英会計制度の新旧比較 Ⅶ 適用基準選択のデシジョンツリ Ⅷ 会社法における財務報告フレームワークと「首尾一貫性ルール」 ⑴ 財務報告フレームワーク ⑵ 首尾一貫性ルール Ⅸ 新基準の適用時期 Ⅹ 新会計基準の初度適用 ⑴ 開始財政状態計算書の作成開示 ⑵ 経過措置の内容 ⑶ IFRS適用会社がFRS101を適用する場合 Ⅺ FRS101に対するIFRSからの修正 ⑴ 概 要 ⑵ IFRSからの修正内容 第4章 適用会計基準の選択実務(IFRS/FRS101/FRS102) Ⅰ 本章の目的 Ⅱ 主要な会計基準差異(新旧基準比較) ⑴ 金融商品・外貨換算 ⑵ リース ⑶ 従業員給付 ⑷ 法人所得税 ⑸ 企業結合 ⑹ のれん ⑺ 投資不動産 ⑻ その他 Ⅲ FRS102/IFRS選択上のポイント Ⅳ 英国グループ企業における適用基準の選択実務 ⑴ はじめに ⑵ 設 例 ⑶ 適用基準の選択肢 ⑷ 実務上の論点と解決策 第5章 新基準導入プロジェクト Ⅰ 本章の目的 Ⅱ 新基準導入プロジェクトにおける検討事項 ⑴ はじめに ⑵ 決定事項1:プロジェクトの期間 ⑶ 決定事項2:プロジェクトの規模 ⑷ 決定事項3:プロジェクトの範囲 ⑸ 決定事項4:新英国会計制度下における特有の決定事項 Ⅲ 新基準導入プロジェクトの作業フェーズ Ⅳ インパクトアセスメントとプロジェクト計画の策定 (第1段階─計画フェーズ) ⑴ 新基準導入の影響 ⑵ インパクトアセスメントの必要性と内容 ⑶ インパクトアセスメントの実施対象と実施時期 ⑷ プロジェクト計画策定上の留意点 Ⅴ 新基準導入プロジェクトの展開 (第2段階─設計フェーズ/第3段階─導入フェーズ) ⑴ プロジェクトの工程概要 ⑵ 第2段階─設計フェーズ ⑶ 第3段階─導入フェーズ ⑷ 移行プロジェクト成功のポイント Ⅵ 日本親会社のIFRSプロジェクトとの連携 ⑴ はじめに ⑵ 日英間の重点協議事項 ⑶ 英国会社におけるプロジェクト実施上の留意点 ⑷ 英国会社のプロジェクト先行型(逆展開) 第6章 在英日系企業の決算上の留意点 Ⅰ 本章の目的 ⑴ はじめに ⑵ 親会社向けグループ・レポーティングと法定決算 Ⅱ 決算の効率性向上 ⑴ はじめに ⑵ グループ・レポーティングと法定決算の手法の再検討 ⑶ 英国法定決算会社数の削減 ⑷ 法定決算の実施時期 Ⅲ 決算の品質管理 ⑴ はじめに ⑵ 決算手続及び会計処理ルールの再確認 ⑶ 評価手続が必要となる事項の事前検討 ⑷ 通例でない複雑な処理の文書化 ⑸ 財務報告プロセスの見直し ⑹ 決算業務における協力体制の確立 付録1 実務に有用なWEBリンク 付録2 新旧UK GAAPの一覧 付録3 EU版IFRSの基準書一覧 主要参考文献 索 引 |
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◆編者紹介◆ KPMG KPMGは,監査,税務,アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワークです。 世界155ヵ国のメンバーファームに約155,000名のプロフェッショナルを擁し,サービスを提供しています。KPMGネットワークに属する独立した個々のメンバーファームは,スイスの組織体であるKPMG International Cooperative( “KPMG International”)に加盟しています。 KPMGの各メンバーファームは,法律上独立した別の組織体です。 有限責任 あずさ監査法人 有限責任 あずさ監査法人は,全国主要都市に約5,300名の人員を擁し,監査や各種証明業務をはじめ,株式上場支援,財務関連アドバイザリーサービスなどを提供しています。 金融,情報・通信・メディア,製造,官公庁など,業界特有のニーズに対応した専門性の高いサービスを提供する体制を有するとともに,4大国際会計事務所のひとつであるKPMGインターナショナルのメンバーファームとして,155ヵ国に拡がるネットワークを通じ,グローバルな視点からクライアントを支援しています。 |