経営コンサルティング・ノウハウ/5マーケティング
公益財団法人日本生産性本部コンサルティング部 編
小倉 高宏 著
発行日:2014/09/17
A5判 / 232頁
ISBN:978-4-502-11451-9
- 本の紹介
- コンサルタントが生産性向上のために実践で使うツールを公開!第5巻は、経営の実践そのものといってよいマーケティングを、実際に分析・活用する前提で具体的に解説。
目次
経営コンサルティング・ノウハウ 5
マーケティング
目次
シリーズ発刊にあたって
はじめに
第1章 戦局をつかむための環境分析
─市場を俯瞰するための分析フレーム
1 外部環境分析により潮目を読む
⑴ 外部環境分析を怠ることなかれ
⑵ 外部環境分析にはPESTのフレームが便利 ……ほか
2 業界環境分析によりプレーヤーの力関係を知る
⑴ 3C分析
⑵ ファイブ・フォース分析
3 自軍の力を分析する~内部分析
⑴ 企業能力の強み/弱み
⑵ 経営機能別の分析 ……ほか
4 SWOTで総括する
⑴ SWOT分析とは
⑵ SWOT分析の記入書式(フォーマット例)
第2章 戦い方を決める~戦略策定
─戦略セオリーによる優位性確保
1 ドメインで戦う土俵を定義する
⑴ ドメイン
⑵ 事 例
2 基本戦略には3つの型がある
⑴ 3つの基本戦略とは
⑵ コスト・リーダーシップ戦略 ……ほか
3 競争地位別戦略とは“番付”をわきまえた戦い方である
⑴ 競争の地位は4つある
⑵ リーダー(Leader) ……ほか
4 プロダクト・ライフ・サイクルによる寿命を考慮した戦略策定
⑴ プロダクト・ライフ・サイクルとは
⑵ プロダクト・ライフ・サイクルの4つのライフ・ステージ
5 アンゾフの成長マトリックスによる次の一手の考え方
⑴ アンゾフの成長マトリックスとは
⑵ 事 例
6 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントによる新旧事業の
組み合わせ
⑴ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントとは
⑵ プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの活用目的
⑶ 事 例
7 STPによる標的(まと)の明確化
⑴ マーケティング戦略立案におけるSTPの位置づけ
⑵ セグメンテーション ……ほか
8 ロジャースの普及モデルによる市場選定
⑴ ロジャースの普及モデルが示唆するもの
⑵ 顧客層を5つに分類する ……ほか
9 4P(4C)はマーケティングの4大ポイント
⑴ マーケティング・ミックスの4Pとは
⑵ マーケティング・ミックスの4Cとは ……ほか
10 総括~戦略策定プロセス
⑴ 戦略策定プロセス
⑵ 各プロセスで用いる分析フレーム ……ほか
第3章 マーチャンダイジング
─試合巧者になるための戦術レベルの実行策
1 3W2Hによるマーチャンダイジング
⑴ マーチャンダイジングとは
⑵ マーチャンダイジングにおける本部と店舗の役割
2 マーチャンダイジング・サイクルによるPDCA
3 インストア・マーチャンダイジングによる4Pの実践
⑴ インストア・マーチャンダイジングとは
⑵ インストア・マーチャンダイジングの目的 ……ほか
4 クロスMDによる販売点数アップとマージン・ミックス
⑴ クロスMDとは
⑵ クロスMDの重要性 ……ほか
5 バイヤーとスーパーバイザーはスコアラ-とコーチにあたる
⑴ バイヤーとスーパーバイザーの必要性
⑵ バイヤーの機能 ……ほか
6 異なる業種・業態でも分配率で分析が可能
⑴ 分配率とは
⑵ 分配率の重要性 ……ほか
7 バックヤードの広さの目安
⑴ バックヤードの広さ
⑵ バックヤード面積の割合
8 店舗の快適性を決めるゾーニング
⑴ ゾーニングとは
⑵ ゾーニングの重要性 ……ほか
9 人の流れを作り出すための回遊性
⑴ 回遊性の重要性
⑵ 回遊性とは ……ほか
10 客動線調査による回遊性の把握
⑴ 客動線調査の重要性
⑵ 調査の準備 ……ほか
11 見やすく,手に取りやすくするための陳列
⑴ 陳列による効果
⑵ SKUとは ……ほか
12 視覚に訴求するVMD
⑴ VMDとは
⑵ VMDの3つの技法 ……ほか
第4章 データで勝負─定量的な分析手法
1 優先順位づけのためのABC分析
⑴ ABC分析の概要
⑵ ABC分析のポイント ……ほか
2 3×3のクロスABC分析
⑴ クロスABC分析とは
⑵ デシジョン・テーブル
3 品揃えのBefore Afterの比較のためのSKU分析
⑴ SKU分析とは
⑵ SKU分析の手順
4 1,000人当たり実績換算がPI値
⑴ PI値
⑵ PI値を用いる理由 ……ほか
5 陳列の手間ひまと売上貢献度を加味したスペース生産性分析
⑴ スペース生産性分析とは
⑵ スペース生産性基準の算出方法 ……ほか
6 Competitorに学ぶ~競合店調査
⑴ 立地分析
⑵ 競合店調査 ……ほか
7 Customerに学ぶ~利用客調査(満足度,売り場問合せ)
⑴ 利用客アンケート
⑵ 売り場問合せの集計
8 Customerに学ぶ~商圏分析
⑴ 商圏は時間距離
⑵ 商圏分析の目的 ……ほか
9 通行人に学ぶ~通行量調査
10 利用の多頻度化と長期化のためのFSP
⑴ FSPとは
⑵ CRMの一手段がFSP ……ほか
11 10等分によるデシル分析
⑴ デシル分析とは
⑵ なぜデシル分析? ……ほか
12 最近・頻度・金額によるRFM分析
⑴ RFM分析とは
⑵ なぜRFM分析? ……ほか
第5章 サービス・マーケティングと顧客満足度
─顧客の満足・不満足の原因と結果
1 サービス・マーケティングでは“コト”を扱う
⑴ サービス業の特性
⑵ マーケティングの7P ……ほか
2 サービス・プロフィット・チェーンによるCSとESの連鎖
⑴ サービス・プロフィット・チェーンとは
⑵ サービス・プロフィット・チェーンの用い方
3 顧客満足の原因と結果
⑴ 顧客の満足・不満足の発生原因
⑵ 事前期待の理解が重要 ……ほか
4 クチコミはBtoB,BtoCの双方で有効である
⑴ バズ・マーケティング
⑵ クチコミはBtoB,BtoCの双方で有効である
5 サービス品質
おわりに
著者プロフィール
<編者紹介>
公益財団法人日本生産性本部 コンサルティング部
<著者紹介>
小倉高宏