税理士の戦略マップ―成功する事務所の作り方

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松原 恭司郎 編著
川元 恵
近藤 正邦
谷口 誠
堀 泰博

定価(紙 版):2,640円(税込)

発行日:2007/11/06
A5判 / 212頁
ISBN:978-4-502-95790-1

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本の紹介
税理士事務所の存続が厳しいとされる昨今、成功する事務所の作り方を戦略マップをもとに解説。業界の現状、事務所の環境を診断し、生き残り術を伝授。他の士業へも適用可能。

目次


税理士の戦略マップ
成功する事務所の作り方
目次

はしがき
第1部 業界分析編:これが税理士業界だ
 第1章 データにみる税理士業界
  1.1  規制撤廃前の税理士業界
   1.1.1  いままでの関与先獲得方法
   1.1.2  報酬の中身
   1.1.3  税理士事務所の壁
  1.2  規制の緩和
   1.2.1  広告規制の撤廃
   1.2.2  報酬規定の撤廃
  1.3  税理士業界の変化
   1.3.1  関与先の減少
   1.3.2  関与先の移動,流動化が加速
   1.3.3  広告規制の撤廃で格差が拡大
   1.3.4  優良企業の争奪戦が始まっている
  Column 1 税理士法人の動向

 第2章 税理士業界の構造分析:うまみと脆さ
  2.1  税理士業界のうまみ
   2.1.1  法律による保護
   2.1.2  顧客側に情報が開示されていない
   2.1.3  関与先が税理士をかえない
   2.1.4  多様なニーズ
  2.2  税理士業界の脆さ
   2.2.1  外部環境変化に対応できない
   2.2.2  情報技術進展による業務活動の変化
   2.2.3  護送船団方式
   2.2.4  業界全体の高齢化
   2.2.5  自然人であること
  2.3  税理士業界の特徴
   2.3.1  税理士業界は多数乱戦業界だ
   2.3.2  撤退(廃業)障壁がある
   2.3.3  個人的サービスがビジネスの鍵
   2.3.4  現場に密着した管理や監督が必要
   2.3.5  多様なマーケットニーズ
   2.3.6  高いサービスの差別化
  コンセプト&ツール解説1 業界タイプ

 第3章 税理士業界の競争要因
  3.1  税理士業界の主な競争要因
   3.1.1  新規参入候補
   3.1.2  業界内の競争業者
   3.1.3  代替品
   3.1.4  供給業者
   3.1.5  購買者
  コンセプト&ツール解説2 5つの競争要因(5Fs)
  3.2  個人では知り得ない最新動向 敵は業界の外にあり
   3.2.1  代替品や代替サービスの脅威
   3.2.2  供給業者側からの脅威
   3.2.3  購買者側の脅威

第2部 事務所診断編:あなたの事務所を知る
 第4章 あなたの事務所を診断する
  4.1  成熟度モデルを使った事務所診断
  コンセプト&ツール解説3 成熟度モデル(MM)
   4.1.1  成熟度モデルとは
   4.1.2  成熟度モデルによる経営診断の目的
   4.1.3  税理士事務所の成熟度モデル
   4.1.4  あなたの事務所を診断してみよう
  4.2  DMMを使った事務所分析
   4.2.1  DMMとは
   4.2.2  DMMの作成目的
   4.2.3  DMMの作り方
  コンセプト&ツール解説4 DMM
                  (ダイヤモンド・マンダラ・マトリックス)
   4.2.4  国税関係業務のDMM
   4.2.5  税理士事務所のDMM
   4.2.6  DMMであなたの事務所をチェックしてみよう
   4.2.7  DMMの限界
  Column 2 DMMを関与先に適用しよう

 第5章 あなたの事務所の環境分析
  5.1  税理士業界の戦略グループの設定
  コンセプト&ツール解説5 戦略グループ
  5.2  税理士事務所の内部環境分析
   5.2.1  税理士事務所の強み
   5.2.2  税理士事務所の弱み
  5.3  税理士事務所の外部環境分析
   5.3.1  税理士事務所の機会
   5.3.2  税理士事務所の脅威
  コンセプト&ツール解説6 SWOT分析
  5.4  「戦略グループA 開業まもない1人の事務所」の
      SWOTクロス分析

第3部 戦略策定編:成功する税理士事務所戦略の作り方
 第6章 事務所のミッション,ビジョンそしてバリューの設定
  6.1  あなたの事務所のミッションはなにか
   6.1.1  税理士のミッションとは
   6.1.2  あなたの事務所のミッション
   6.1.3  ミッションの探し方
   6.1.4  税理士事務所のミッションの作成例
  Column 3 関与先の視点
  6.2  あなたの事務所のバリューはなにか
   6.2.1  税理士事務所のバリュー
   6.2.2  税理士事務所の戦略グループ別バリューの例
   6.2.3  税理士事務所にトリプル・ボトムラインの発想を取り込む
  コンセプト&ツール解説7 トリプル・ボトムライン
  6.3  あなたの事務所のビジョンはなにか
   6.3.1  ミッションやバリューとの整合性
   6.3.2  あなたの将来の税理士像をみつける
  6.4  あなたの事務所の事業ドメインはどこか
   6.4.1  事業ドメインの有用性
   6.4.2  将来の事業ドメインを考える
  6.5  本章のまとめ

 第7章 成功する税理士事務所戦略の作り方
  7.1  なぜ戦略が必要か
   7.1.1  生き残るために
  7.2  戦略とはなにか
   7.2.1  従来の税理士事務所戦略
   7.2.2  代表的な経営戦略論
   7.2.3  多数乱戦業界における一般的な戦略
   7.2.4  本書での経営戦略の定義
  7.3  「戦略マップ」を使って戦略を策定するメリット
  コンセプト&ツール解説8 戦略マップ
  7.4  「成長志向の税理士Aさん」のプロフィール
  Column 4 新規参入者の強み
  7.5  戦略にBSC の視点を取り込む意義
  コンセプト&ツール解説9 バランス・スコアカード(BSC)
  7.6  財務の視点:株主,資金提供者はどうみているのか
   7.6.1  収益の拡大
   7.6.2  生産性の向上
   7.6.3  Aさんの財務の視点
  コンセプト&ツール解説10 ROA分析
  7.7  顧客の視点:ターゲット顧客は誰か,
      提供する価値提案はなにか
   7.7.1  どの顧客・市場をターゲットとするか
   7.7.2  自分の守備範囲を考える
   7.7.3  顧客にどのような価値を提案するか
  コンセプト&ツール解説11 顧客価値提案(CVP)
   7.7.4  Aさんの顧客の視点
  Column 5 税理士事務所が作り出す価値の大きさ(範囲)
  Column 6 税理士というブランド
  7.8  業務プロセスの視点:どの分野で秀でるべきか
   7.8.1  価値を生み出す過程がプロセス=価値連鎖
   7.8.2  連鎖としてどこで秀でるか,機能するか
   7.8.3  税理士としてのプロセスの一般論
   7.8.4  Aさんのプロセスの視点
  7.9  学習と成長の視点:戦略の実行にどのような能力とツールが
      必要か
   7.9.1  学習と成長の視点とは,人的資本,情報資本,組織資本
   7.9.2  税理士事務所の人的資本,情報資本,組織資本
   7.9.3  Aさんの学習と成長の視点
  7.10  戦略マップの整合性
   7.10.1  初級編:技法としての因果関係と整合性
   7.10.2  上級編:戦略としての質,バランス
   7.10.3  Aさんの戦略マップをレビューする
 
 第8章 もう1つの事務所戦略「一国一城の主」戦略
  8.1  自己実現をどう達成するか,もう1つの事務所戦略
   8.1.1  Bさんの思い
   8.1.2  Bさんの事務所戦略
  8.2  Bさんの「一国一城の主」戦略マップ
   8.2.1  財務の視点の特徴
   8.2.2  顧客の視点の特徴
   8.2.3  業務プロセスの視点の特徴
  Column 7 うたい文句
   8.2.4  学習と成長の視点の特徴
 
 ■参考文献

 ■『税理士事務所の生き残りをかけた経営戦略策定』
   研修・ワークショップの概要

 ■付録 チェックリスト・フォーム集

 あとがきにかえて

著者プロフィール <編著者紹介>
松原恭司郎

























著者紹介

松原 恭司郎(まつばら きょうしろう)

川元 恵(かわもと めぐみ)

近藤 正邦(こんどう まさくに)

谷口 誠(たにぐち まこと)

堀 泰博(ほり やすひろ)