メルコ学術振興財団研究叢書/8企業再生と管理会計―ビジネス・エコシステムからみた経験的研究

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吉川 晃史

定価(紙 版):4,400円(税込)

発行日:2015/02/24
A5判 / 228頁
ISBN:978-4-502-12531-7

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本の紹介
本書では、中小企業の企業再生局面において、どう管理会計が活用されているかを明らかにしている。研究者のみならず、企業再生に携わる金融関係者や実務家も必読。

目次


メルコ学術振興財団研究叢書8
企業再生と管理会計

─ビジネス・エコシステムからみた経験的研究─
目次

第1章 問題提起と本書の構成
 1.1. はじめに
 1.2. 企業再生と管理会計の重要性
 1.3. 企業再生に関する管理会計研究
 1.4. 研究方法および研究課題
 1.5. 本書の構成

第2章 ビジネス・エコシステムからみた企業再生におけるMCS
 2.1. はじめに
 2.2. MCSの基本的な役割
 2.3. ビジネス・エコシステムからの視座
 2.4. 企業再生における鍵概念の整理
 2.5. 本研究の貢献すべき研究領域と研究課題

第3章 エスノグラフィックな定性的研究
 3.1. はじめに
 3.2. 定性的研究の特徴
 3.3. 調査概要

第4章 再生計画の策定を通じた信頼関係の再構築
 4.1. はじめに
 4.2. X銀行による企業再生プロセス
 4.3. 経営者との面談と信頼の再構築
 4.4. 小  括

第5章 再生計画の策定における経営者意識の確認と誘導
 5.1. はじめに
 5.2. 現実的な将来願望への誘導
 5.3. 高い実行意欲の喚起
 5.4. 経営者意識(将来願望と実行意欲)の最終確認
 5.5. 小  括

第6章 金融機関と会計専門家のコラボレーションによる
     戦略計画の修正

 6.1. はじめに
 6.2. 金融機関の会計専門家に対する期待と会計専門家の役割認識
 6.3. 金融機関・会計専門家によるコンサルティング機能を通じた
     再生計画の修正
 6.4. 小  括

第7章 企業再生におけるセグメント別損益計算の利用
 7.1. はじめに
 7.2. F社の再生計画の策定プロセス
 7.3. 再生計画の合理性の判定と再生計画策定完了の最終確認
 7.4. 小  括

第8章 企業再生における管理会計による組織変化への働きかけ
 8.1. はじめに
 8.2. 信頼の再構築としての企業再生
 8.3. 再生計画の策定を通じた経営者の意識改革
 8.4. 計画策定支援能力の相互補完性と計画策定主体としての
     経営者
 8.5. セグメント別損益計算の策定と経営者による学習
 8.6. 本研究の貢献と今後の課題

 参考文献

 索  引




著者プロフィール 吉川 晃史(よしかわ こうじ)
熊本学園大学大学院准教授 博士(経済学),公認会計士・税理士
1979年 大阪府大阪市に生まれる。
2003年 京都大学経済学部卒業
2005年 京都大学大学院経済学研究科修士課程修了
2005年 あずさ監査法人大阪事務所入所
2011年 京都大学大学院博士後期課程学修認定退学
2011年 熊本学園大学商学部助教
2012年 熊本学園大学大学院専任講師
2014年 熊本学園大学大学院准教授,現在に至る。

〈主要業績〉
[単著]
「企業再生計画の策定における現実的な将来願望への誘導: 地域金融機関と顧客の相互作用を通じて」『原価計算研究』第36巻第2号,2012年,82-92頁。
「金融機関・会計専門家の戦略計画担当者としての役割:企業再生計画の修正を通じて」『原価計算研究』第37巻第2号,2013年,160-169頁。
[共著]
「日本電産株式会社の経営改革と管理会計─知識創造理論の視点から─」『管理会計学』第21巻第2号,2013年,41-60頁。日本管理会計学会2013年学会賞受賞(論文賞)。




















著者紹介

吉川 晃史(よしかわこうじ)

担当編集者コメント
中小企業において経営改善で倒産は防げるのかを、金融機関への詳細なインタビュー調査を通じて明らかにした研究書です。
原稿を読みすすめていくうちに、実際に企業再生の現場に紛れ込んでしまったかのような臨場感あふれる描写に引き込まれました。
ぜひ、研究者だけではなく、金融機関担当者や実務家の方にも読んで頂きたい1冊です。

(2021年1月より,「公益財団法人メルコ学術振興財団」は「公益財団法人牧誠財団」に名称変更いたしました。)