ベンチャー企業論入門―会社設立から資金調達、M&Aまで

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上坂 卓郎

定価(紙 版):2,640円(税込)

発行日:2006/09/20
A5判 / 224頁
ISBN:978-4-502-38740-1

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本の紹介
起業を志す人や起業を意識して働こうとする学生のためにやさしく解説した入門書。とくに経営の基礎であり、近年ますます重要性を増しているファイナンス面をていねいに説明。

目次


ベンチャー企業論入門
目次
まえがき

第1章 なぜベンチャー企業ブームなのか
―ベンチャー企業を通して何を学ぶか―


 1 はじめに「ベンチャーブームである」
 2 ブームの変遷
 3 ベンチャー企業とは何か
 4 ベンチャー企業をめぐる問題
 5 開業率の低下の問題
  Box 日本電産の永守社長が見るベンチャー企業

第2章 起業家とはどのような人か
―日本の起業家のプロフィール―


 1 起業家とは何か
 2 起業家尊敬の風土
 3 起業家の属性とは
  Box 日本のエリートはなぜ起業しないのか

第3章 起業戦略を立てる
―会社成長とともに経営組織を変えていく―


 1 起業戦略を立てることとは何か
 2 経営戦略論から見た産業分析
 3 ビジネスモデルを構想する
 4 会社の成長と組織の設計・組織マネジメント
 5 組織以前の話 −信頼できるパートナーの役割
  Box 楽天の組織プレー

第4章 会社を設立する
―会社の形態の選択・株式会社の構造を理解する―


 1 個人と法人
 2 種類株式
 3 会社の機関
  Box 団塊の世代は起業するのか
 
第5章 ベンチャー企業のファイナンス
―起業初期は資金管理が重要である―

 1 損益と資金繰り
 2 資金調達 ―内部資本と外部資本の活用
  Box ソニーが久々に銀行借り入れ

第6章 ベンチャー企業支援政策
―起業の裾野を広げるためのサポート―


 1 ベンチャー企業支援政策は必要か
 2 ベンチャー企業の成長段階に応じた支援政策
  Box 貸ビル業から見た起業動向

第7章 知的財産権をうまく活用する
―ものづくりより知識重視の時代になる―


 1 ベンチャー企業と知的財産権
 2 知的財産権の重要性
 3 知的財産権の種類
 4 特許の成立要件
 5 特許の効力
 6 特許申請の流れ
 7 ビジネスモデル特許
 8 特許の流通
  Box 2画面表示の携帯電話の特許が成立?

第8章 資本市場の仕組みを理解する
―IPO(株式上場)の意味を考える―


 1 直接金融と間接金融
 2 資本市場とは何か
 3 株式上場のメリット
 4 株式上場のデメリット
 5 株式上場制度 131
 6 わが国の新興市場
  Box 上場って何のためにするの?

第9章 ベンチャーキャピタルとビジネスエンジェルに
     ついて
―ベンチャー企業にリスクマネーを提供する専門家―


 1 ベンチャーキャピタルについて
 2 ビジネスエンジェルについて
  Box 成功ベンチャー企業のベンチャーキャピタル化

第10章 起業家にとってのベンチャー企業評価と
      資本政策
―株式上場のエコノミックス―

 1 ベンチャー企業の評価方法
 2 起業家と資本政策
  Box 株式分割がしやすくなった

第11章 ビジネスリスクに留意した経営
―会社運営のリスクに対処する―


 1 企業とリスク
 2 ベンチャー企業が直面するリスク
 3 リスクの種類とコントロール
  Box 企業不祥事に対する日米の対応の違い

第12章 出口戦略としてのM&A,MBOの活用とリビング
      デッド

―株式上場後のベンチャー企業の行動―

 1 ベンチャー企業の出口戦略
 2 ベンチャー企業の成長戦略としてのM&A,MBO,
    MBI
 3 ベンチャー企業のキャピタル化現象
 4 買収防衛策
  Box ライブドアとニッポン放送・フジテレビ,楽天とTBS


  索  引

著者プロフィール 上坂 卓郎(かみさか たくろう)
獨協大学経済学部教授,博士(経済学)
1954年東京生まれ
東北大学経済学部卒業
筑波大学大学院経営政策科学研究科修士課程修了
千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了
日本債券信用銀行を経て,現在に至る。


























著者紹介

上坂 卓郎(かみさか たくろう)