Q&Aユニオン・合同労組への法的対応の実務

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宮﨑 晃
西村 裕一
鈴木 啓太
竹下 龍之介

定価(紙 版):3,520円(税込)

発行日:2017/03/17
A5判 / 312頁
ISBN:978-4-502-21731-9

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本の紹介
社外の労働組合に加入した労働者が交渉を求める事例が急増し、企業内組合とは異なる距離感で対応が求められる。基本となる労働組合法の制度と判例を明確に解説。

目次


Q&Aユニオン・合同労組への法的対応の実務
目次

第1章 合同労組・ユニオンの位置付け
      ─労働組合の基礎知識
 Q1−1  合同労組・ユニオンの定義
 Q1−2  労働組合の定義
 Q1−3  労働組合への加入・脱退
 Q1−4  労組法上の労働組合に該当しない場合
 Q1−5  労働組合の資格審査

第2章 組合活動と不当労働行為
 Q2−1  派遣社員に対する使用者性
 Q2−2  採用前の従業員に対する使用者性
 Q2−3  旧会社の従業員に対する使用者性
 Q2−4  子会社の従業員に対する使用者性
 Q2−5  不利益取扱に該当する要件
 Q2−6  組合内少数派の行為への不利益取扱
 Q2−7  事業譲渡に際しての不採用と不利益取扱
 Q2−8  採用拒否と不利益取扱
 Q2−9  賃金差別の不利益取扱
 Q2−10  残業命令と不利益取扱
 Q2−11  理由が競合する場合の不利益取扱
 Q2−12  配転と不利益取扱
 Q2−13  黄犬契約
 Q2−14  支配介入とは
 Q2−15  アンケートと支配介入の成否
 Q2−16  ビラ撤去と支配介入
 Q2−17  使用者の言論と支配介入
 Q2−18  便宜供与の拒否と支配介入
 Q2−19  併存組合の取扱いと支配介入
 Q2−20  損害賠償請求と支配介入
 Q2−21  支配介入の主体
 Q2−22  組合活動への便宜と支配介入
 Q2−23  不当労働行為となる団交拒否
 Q2−24  誠実交渉義務と不当労働行為
 Q2−25  不当労働行為の私法上の効力

第3章 不当労働行為に対する救済
 Q3−1  不当労働行為に対する救済方法
 Q3−2  不当労働行為の効力
 Q3−3  中間収入の控除
 Q3−4  労働委員会の構成
 Q3−5  救済申立ての手続
 Q3−6  救済申立ての期限
 Q3−7  救済申立てへの対応
 Q3−8  労働委員会への出席
 Q3−9  審問手続の特徴
 Q3−10  労働委員会での注意点
 Q3−11  救済命令の内容
 Q3−12  救済命令の効力
 Q3−13  救済命令に対する不服申立て

第4章 正当な組合活動と使用者の受忍義務
 Q4−1  使用者の受忍義務と企業秩序定立権
 Q4−2  組合活動と施設管理権─ ビラ配布
 Q4−3  組合活動と施設管理権─ ビラ貼り
 Q4−4  組合活動と施設管理権─ 組合旗の掲揚等
 Q4−5  組合活動と施設管理権─ 集会の開催
 Q4−6  就業時間中の組合活動─リボン等着用行為
 Q4−7  使用者批判の言論活動
 Q4−8  便宜供与─ チェック・オフ
 Q4−9  便宜供与─ 組合事務所の貸与
 Q4−10  便宜供与─ 組合掲示板の貸与
 Q4−11  便宜供与─ 在籍専従

第5章 団体交渉の進め方
 Q5−1  団体交渉の当事者─ 解雇された者
 Q5−2  団体交渉の当事者─ 労働組合でない労働者集団
 Q5−3  団体交渉の当事者─ 請負企業の労働者
 Q5−4  交渉担当者─ 労働者側
 Q5−5  交渉担当者─ 使用者側
 Q5−6  団体交渉の対象─ 義務的団交事項
 Q5−7  団体交渉の対象─ 組合員以外の労働条件
 Q5−8  団体交渉の方法
 Q5−9  団体交渉の対応
 Q5−10  団体交渉の日時
 Q5−11  団体交渉の時間
 Q5−12  要求項目が明らかでない場合
 Q5−13  予備折衝の可否
 Q5−14  団体交渉の場所
 Q5−15  団体交渉と人数
 Q5−16  団体交渉の出席者
 Q5−17  団体交渉時の暴力的行動
 Q5−18  共同の団体交渉
 Q5−19  誠実交渉義務─ 説明資料の開示
 Q5−20  誠実交渉義務─ 人事権・経営権との関係
 Q5−21  団体交渉の差別的取扱
 Q5−22  議事録の作成
 Q5−23  交渉の打切り
 Q5−24  交渉の終結
 Q5−25  労働協約の締結

第6章 労働協約の効力
 Q6−1  労働協約の成立
 Q6−2  労働協約の規範的効力─ 有利原則
 Q6−3  労働協約の規範的効力─ 人事同意条項
 Q6−4  労働協約の規範的効力─ 協約自治の限界
 Q6−5  労働協約の規範的効力─ 労働条件の不利益変更
 Q6−6  労働協約の債務的効力─ 平和義務
 Q6−7  非組合員への拡張適用による労働条件の引下げ
 Q6−8  労働協約終了後の労働条件─ 余後効

第7章 争議行為をめぐる実務問題

 Q7−1  争議行為の内容
 Q7−2  政治目的の争議行為
 Q7−3  経営事項に関する争議行為
 Q7−4  争議行為の正当性
 Q7−5  団体交渉を経ない争議行為の相当性
 Q7−6  ストライキへの対応
 Q7−7  ピケの定義
 Q7−8  ロックアウトの内容
 Q7−9  争議行為と損害賠償
 Q7−10  争議行為と賃金カット
 Q7−11  争議行為と懲戒処分
 Q7−12  争議行為と他企業への責任

第8章 労働紛争と解決の諸類型
 Q8−1  労働紛争の類型
 Q8−2  労働訴訟の進み方
 Q8−3  訴訟資料の開示・提供
 Q8−4  労働審判
 Q8−5  仮処分
 Q8−6  違法活動の差止め
 Q8−7  違法活動への仮処分
 Q8−8  裁判外の労働紛争の調整

事項索引
判例索引



著者プロフィール
 宮㟢 晃
 西村 裕一
 鈴木 啓太
 竹下 龍之介




















著者紹介

宮﨑 晃(みやざき あきら)

西村 裕一(にしむら ゆういち)

鈴木 啓太(すずき けいた)

竹下 龍之介(たけした りゅうのすけ)