訴訟弁護士入門―民事事件の受任から解決まで

飛松 純一
荒井 正児
佐藤 久文
阿南 剛

定価(紙 版):3,300円(税込)

発行日:2018/06/26
A5判 / 272頁
ISBN:978-4-502-26911-0

送料について
本の紹介
約20年にわたる筆者らの訴訟経験をもとに、訴訟活動に必要な知恵と技術をQ&A方式で丁寧に解説。事情聴取メモから訴状、和解条項まで書式例を豊富に掲載。

目次



訴訟弁護士入門
目次

はしがき

第1章● 訴え提起前の場面
 1 事案の把握
   Q 1  資料の収集依頼
   Q 2  事情聴取の準備
   Q 3  事情聴取を踏まえた考慮事項
   Q 4  情報の整理
 2 法律調査の方法
   Q 5  リーガル・リサーチの方法
   Q 6  法律論の立て方
   Q 7  外国法の調査

第2章● 訴え提起の場面(原告側の初動)
 1 訴状の作成等
   Q 8  訴状の長さ
   Q 9  訴状の体裁
   Q10  訴状の必要的記載事項 ・・・他
 2 訴え提起の場面に関するその他の事項
   Q23  裁判所書記官に対する問合せ
   Q24  訴訟進行に関する照会書
   Q25  訴えの変更

第3章● 訴状の送達を受けた場面(被告側の初動)
   Q26  訴状の確認ポイント
   Q27  答弁書の作成までの準備(総論)
   Q28  移送の申立て ・・・他

第4章● 期日対応
 1 第1回口頭弁論期日の対応
   Q35  第1回口頭弁論期日に向けた準備
   Q36  第1回口頭弁論期日の手続の流れと留意点
   Q37  続行期日の種類と訴訟代理人の対応
 2 続行期日の対応
   Q38  続行期日に向けた当事者の準備
   Q39  求釈明の申立て
   Q40  裁判所の釈明への対応 ・・・他

第5章● 準備書面の作成
 1 準備書面作成にあたっての考え方
   Q48  準備書面作成時の心構え
   Q49  準備書面における長さ・形式
   Q50  準備書面作成の事前準備 ・・・他
 2 主張の提出時期
   Q57  主張の提出時期
   Q58  予備的主張の提出時期

第6章● 証拠の収集
 1 証拠の種類
   Q59  民事訴訟における証拠方法の種類
 2 依頼者からの証拠の収集
   Q60  依頼者に対する証拠提出依頼
   Q61  パソコンからの証拠収集
 3 第三者からの証拠の収集
   Q62  第三者からの証拠収集方法
   Q63  第三者に対する情報照会
   Q64  意見書の取得
   Q65  意見書の依頼の進め方
 4 相手方からの証拠収集
   Q66  相手方からの証拠収集方法

第7章● 書証の申出
 1 書証申出のタイミング
   Q67  書証申出のタイミング
   Q68  書証申出のタイミングを逸した場合の不利益
 2 書証申出の方法
   Q69  原本と写し
   Q70  文書の一部の申出
   Q71  写真の申出
   Q72  録音データの申出
   Q73  判例・文献の提出方法
   Q74  外国語で作成された文書の申出
 3 証拠説明書
   Q75  証拠説明書の作成のポイント
   Q76  分量の多い文書,わかりにくい文書についての工夫

第8章● 陳述書・尋問
 1 陳述書
   Q77  陳述書の記載事項・主尋問との役割分担
   Q78  自己に不利な事実の記載
   Q79  相手方の陳述書への対応
 2 人証の申出
   Q80  人証の申出についての検討
   Q81  証拠申出書の作成
   Q82  相手方が申し出た人証
 3 自らが申請した証人等の尋問の準備
   Q83  証人等との打合せ
   Q84  主尋問の内容
   Q85  主尋問メモの作成方法 ・・・他
 4 相手方が申請した証人等の尋問の準備
   Q89  反対尋問の要否
   Q90  反対尋問メモの作成方法
   Q91  反対尋問の内容
 5 その他の準備
   Q92  尋問内容以外の準備事項
 6 尋問当日
   Q93  尋問に対する異議
   Q94  弾劾証拠
   Q95  相手方の尋問中の注意事項
 7 尋問終了後
   Q96  尋問終了後の対応

第9章● 和解
   Q97  和解の一般的な注意事項
   Q98  和解勧告の際に裁判官が考えていること
   Q99  和解勧告の検討

第10章● 判決
   Q106  口頭弁論終結後の主張提出
   Q107  敗訴判決に備えた対応
   Q108  判決言渡期日の対応 ・・・他

第11章● 上訴・その他
 1 控訴
   Q109  控訴審の審理の特徴
   Q110  控訴審の手続の流れ
   Q111  控訴提起の判断における検討ポイント ・・・他
 2 上告
   Q120  上告審の特徴
   Q121  上告審の手続の流れ
   Q122  上告審での主張書面の作成
 3 訴訟終了後
   Q123  訴訟終了後の処理

【記載例】




著者プロフィール
著者 飛松 純一
    荒井 正児
    佐藤 久文
    阿南 剛


















著者紹介

飛松 純一(とびまつ じゅんいち)

荒井 正児(あらい まさる)

佐藤 久文(さとう ひさふみ)

阿南 剛(あなん ごう)