自治体財務情報の読み方・活かし方

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新日本有限責任監査法人パブリック・マーケッツ推進本部

定価(紙 版):2,420円(税込)

発行日:2012/03/06
A5判 / 188頁
ISBN:978-4-502-45210-9

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本の紹介
私たちの生活を支える自治体に新決算書が導入され、これからは財務情報を分析・活用していく視点が求められています。事業の運営と会計の関係から経営課題までやさしく解説。

目次


自治体財務情報の読み方・活かし方
目次

 はじめに
 【本書の利用にあたって】地方公会計は市民のために役立つ

第1章 地方自治体の経営課題
 Q-1 多額の借金がある−地方自治体の経営課題①
 Q-2 持っている土地などに含み損がある−地方自治体の
     経営課題②
 Q-3 事業別のコスト意識にとぼしい−地方自治体の経営課題③
 Q-4 外郭団体との一体運営−地方自治体の経営課題④
 Q-5 コストが利用料に見合っていない−地方自治体の経営課題⑤
 Q-6 コストがサービスに見合っていない−地方自治体の経営課題⑥
 Q-7 インフラの更新コストが多くかかる−地方自治体の経営課題⑦

第2章 地方自治体の運営のしくみ
 Q-8 首長・議会・住民はそれぞれ何ができる?
 Q-9 地方自治体にはどんな種類や団体があるのか?
 Q-10 地方自治体はどんな事務をしているのか?
 Q-11 財政・予算のしくみ
 Q-12 決算のしくみ
 Q-13 情報開示・チェックのしくみ
 Q-14 財政破たんしたらどうなるのか?

第3章 地方自治体の事業と会計のしくみ
 Q-15 地方自治体の事業は誰が行っているのか?
 Q-16 公営企業とは何か?
 Q-17 独立採算の原則とは何か?
 Q-18 公営企業の予算のしくみ
 Q-19 公営企業の決算のしくみ
 Q-20 公営企業の決算書を見てみよう
 Q-21 地方公営企業会計制度の改正について
 Q-22 地方公社と第三セクターとは何か?
 Q-23 地方公社と第三セクターの決算書を見てみよう

第4章 地方自治体の決算書の読み方・活かし方
 Q-24 民間企業の財務書類と比べてみよう
 Q-25 具体的にはどのような財務書類があるのか?
 Q-26 資産の有効活用度合−貸借対照表から何が見えるのか①
 Q-27 資産の評価−貸借対照表から何が見えるのか②
 Q-28 資産と負債のバランス・将来負担−貸借対照表から何が
      見えるのか③
 Q-29 世代間負担比率−貸借対照表から何が見えるのか?④
 Q-30 フルコスト情報−行政コスト計算書から何が見えるのか?
 Q-31 セグメント情報としての会計情報の活用
 Q-32 連結財務書類から何が見えるのか?

第5章 これからの地方自治体の会計の課題
 Q-33 ストック情報は十分か?
 Q-34 フルコスト情報は十分か?
 Q-35 将来の見通し情報は十分か?
 Q-36 自治体運営の効率性はわかるか?
 Q-37 自治体どうしを比較できるか?
 Q-38 連結経営の状況はわかるか?


著者プロフィール <編者紹介>
新日本有限責任監査法人パブリック・マーケッツ推進本部






















著者紹介

新日本有限責任監査法人パブリック・マーケッツ推進本部(しんにほんゆうげんせきにんかんさほうじんぱぶりっくまーけっつすいしんほんぶ)

担当編集者コメント
国から自立し、「地域主権」を確実に推進することのヒントを凝縮

住民生活、福祉、環境等、私たちの生活を支える自治体は多額の借金を抱えたところがほとんどです。行財政改革を推進し事務事業等の見直しを行っていますが、民間企業のように財務数値をもとに判断して意思決定するしくみが整備されてないところが多く、改革の実効性に欠けているのではないでしょうか?
本書は、自治体の経営課題を取り上げ、その運営・事業・会計のしくみを説明し、新しい財務書類(貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書)の読み方・活かし方をやさしく解説し、最後に、新しい地方公会計の課題を明らかにしています。これからのパブリック・ガバナンスの構築を確実にサポートする一冊といえます。