森林バイオマス活用の地域開発―鍵を握る産業クラスター

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広島修道大学森林バイオマス研究会

定価(紙 版):3,520円(税込)

発行日:2013/02/05
A5判 / 188頁
ISBN:978-4-502-46970-1

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本の紹介
バイオマス(生物由来の資源)を活用し、地域経済を持続的に発展させるためには、産業集積の概念が不可欠であることを森林が豊富な広島経済圏を対象に各分野の専門家が論究。

目次


森林バイオマス活用の地域開発
鍵を握る産業クラスター
目次

 はしがき

第1章 森林の現状とビジネスの可能性
 1 森林の現状
 2 森林バイオマスの種類と発生状況
 3 林地残材利用のためのコスト
 4 森林バイオマス利用事例

第2章 木材フローを対象とする統合型のサプライチェーン・
     マネジメントとサプライチェーン原価計算モデルの構想

 1 はじめに
 2 森林・林業の危機と木材流通システムの問題点
 3 木材フローを対象としたサプライチェーン・マネジメント
 4 サプライチェーン原価計算の概念モデル
 5 伐採・搬出を対象とした標準原価計算
 6 おわりに

第3章 森林・林業の経営改善と立木資産の会計モデルの検討
     ―国有林野事業特別会計における立木資産の計理を
      中心として

 1 はじめに
 2 国有林野事業特別会計の概要
 3 森林経理学の指導原理と法正林の概念
 4 蓄積経理方式による立木資産の計理
 5 造伐政策と保続性原則の崩壊
 6 取得原価方式による立木資産の計理
 7 造林事業の原価計算と立木原価の費用計算
 8 おわりに

第4章 広島県地場産材の環境優位性の検討
 1 はじめに
 2 広島地域の木材利用の現状
 3 県産材利用のLCAによる評価
 4 県産材利用の環境優位性評価
 5 おわりに

第5章 中国地方における農山村の現状
      ―「限界集落」の視点から

 1 はじめに
 2 「限界集落」研究の系譜と背景
 3 中国地方における農山村の特性
 4 中国地方における限界集落の現状
 5 農山村維持における課題への対応
 6 おわりに

第6章 地域環境資源の発掘を通じた中山間地域交通事業者の
      新たな事業展開―環境NPOとの連動から

 1 はじめに
 2 対象地域および事業者
 3 環境NPO1
 4 新規事業への効果の考察
 5 おわりに

第7章 企業の社会的責任とサプライチェーン・マネジメントの
      融合

 1 はじめに
 2 再生可能資源とその適切な管理
 3 適切な森林管理の仕組み—森林認証制度
 4 森林認証制度の活用とサプライチェーン・マネジメント
 5 おわりに

第8章 海外および国内(中国地方)の取り組み
 1 はじめに
 2 海外の取り組み事例
 3 おわりに

 あとがき

 索 引



著者プロフィール 《編著者紹介》
広島修道大学森林バイオマス研究会
広島修道大学人間環境学部の5名の教員(発足当時)が,広島修道大学学術交流センターの支援(重点領域研究)を受けて,森林バイオマスの活用を通じてどのように持続可能な地域の開発・発展をするべきかを検討するために集まった研究会である。
2008〜2009年度は森嶋彰教授(当時,現在は広島修道大学名誉教授)を研究代表者,2010年度は丸山佳久准教授(当時,現在は中央大学経済学部准教授)を研究代表者として,活発な研究活動を続けた。






















著者紹介

広島修道大学森林バイオマス研究会(ひろしましゅうどうだいがくしんりんばいおますけんきゅうかい)