グリーンMOT叢書環境配慮素材と自然エネルギー

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北澤 君義 編著
池田 敏彦 編著
中村 正行 編著

定価(紙 版):3,300円(税込)

発行日:2009/03/26
A5判 / 254頁
ISBN:978-4-502-66700-8

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本の紹介
製品のライフサイクルを通じて資源とエネルギーを持続可能な状態で利用する観点から、安全で資源枯渇の心配の少ない材料への転換、環境負荷を減らす製造・設計の技法などに論及。

目次


グリーンMOT叢書
環境配慮素材と自然エネルギー
目次

 はじめに

第1章 持続可能な材料とエネルギー
 1.量産神話崩壊のはじまり
 2.毒性物質による汚染,資源の枯渇,エネルギー危機
  2.1 有害化学物質による汚染
  2.2 地球温暖化
  2.3 資源枯渇 ……ほか
 3.持続可能な材料とエネルギーへの転換
  3.1 ライフスタイルの改善
  3.2 持続可能な社会の構築へ向けた技術開発
 4.製品のライフサイクルを通して考える
  4.1 ライフサイクルとLCA
  4.2 環境負荷の総量削減
  4.3 ライフスタイル変更と技術革新と社会制度

第2章 環境にやさしい材料
 1.ターゲットと視点
 2.人にやさしい材料
  2.1 原則―歴史から学ぶ視点
  2.2 ライフスタイル
  2.3 「人にやさしい」を確認する習慣の大切さ
 3.環境にやさしい材料
  3.1 定義
  3.2 環境適合化
 4.環境適合化の視点
  4.1 鉄
  4.2 アルミニウム
  4.3 ガラスとセラミックス ……ほか
 5.長寿命化への視点
  5.1 品位の劣化
  5.2 長寿命化の視点
 6.まとめ

第3章 リデュース・リユース・リサイクル
 1.3R(リデュース・リユース・リサイクル)
  1.1 リデュース(Reduce)
  1.2 リユース(Reuse)
  1.3 リサイクル(Recycle)
 2.リサイクルの歴史
  2.1 江戸から明治(公衆衛生維持の時代)
  2.2 昭和(環境保全の時代)
  2.3 平成(循環型社会形成の時代)
 3.わが国におけるリサイクルの現状
  3.1 アルミ缶のリサイクル
  3.2 ペットボトルのリサイクル
  3.3 紙のリサイクル ……ほか
 4.EUのリサイクルのしくみ
  4.1 グリーン・ドット
  4.2 デポジット制度
 5.リサイクルの社会的責任
  5.1 拡大生産者責任(EPR)の概念の誕生
  5.2 拡大生産者責任の考え方
 6.新しいリサイクル技術

第4章 ライフサイクル・アセスメント(LCA)
 1.環境負荷を見積もる
 2.LCAの役割
 3.LCAの手順
  3.1 LCA手順の国際規格
  3.2 目的および調査範囲の設定
  3.3 インベントリー分析 ……ほか
 4.LCAソフトウエア
  4.1 LCAソフトウエアの例
  4.2 LCIデータベース
 5.環境影響評価の実際
  5.1 製紙原料としての植物の種類に関するLCA分析例
  5.2 LCAの目的とシステム境界
  5.3 インベントリー分析 ……ほか
 6.LCAに関する話題
  6.1 プロダクト・マイレージ
  6.2 マテリアルフロー
  6.3 消費形態の多様化

第5章 環境適合設計
 1.環境調和型物づくり
  1.1 製品の環境側面
  1.2 国際規格
 2.物づくりにおける材料・エネルギーフロー
 3.環境適合設計DfE
  3.1 環境適合設計の位置付け
  3.2 環境調和型技術
  3.3 環境適合設計のステップ ……ほか
 4.組立・分解性設計
 5.軽量化・小型化・省エネ設計
  5.1 軽量化の効果と影響
  5.2 飲料容器の軽量化
  5.3 複合材料による軽量化 ……ほか
 6.エネルギー削減技術
  6.1 省エネルギー促進制度
  6.2 省エネルギー重点技術開発課題
 7.メンテナンス
  7.1 長寿命化のバランス
  7.2 寿命の見積り
  7.3 メンテナンスの例

第6章 長寿命化
 1.腐食損傷と腐食損失
  1.1 腐食損傷事例
  1.2 腐食による資源・廃棄物問題
  1.3 長寿命化に必要不可欠なメンテナンス ……ほか
 2.腐食とは
  2.1 腐食反応系
  2.2 腐食現象と均一腐食
  2.3 局部腐食損傷
 3.装置材料の余寿命評価
 4.材料の耐食性設計と選定
  4.1 耐食性設計
  4.2 材料の選定
 5.さまざまな防食技術
  5.1 環境との遮断
  5.2 腐食反応を抑制する電気防食
  5.3 腐食性環境の改善

第7章 自然エネルギー
 1.世界と日本のエネルギー事情
 2.水力エネルギー
  2.1 水力エネルギーの賦存量
  2.2 水力発電と水車の種類
  2.3 大規模集中型発電から小規模分散型発電へ ……ほか
 3.風力エネルギー
  3.1 日本と世界の風力発電の推移
  3.2 風車の種類と設置例
  3.3 サボニウス形風車の改良
 4.太陽光とバイオマスエネルギー
  4.1 太陽エネルギー
  4.2 世界と日本の太陽光発電導入量の推移
  4.3 バイオマスエネルギー ……ほか

 おわりに

 索  引



著者プロフィール ■編著者紹介
北澤 君義(第1章,第2章)
1956年生まれ
信州大学工学部環境機能工学科教授 工学博士
専門:環境材料,リサイクル,塑性加工

池田 敏彦(第1章,第7章)
1946年生まれ
信州大学工学部環境機能工学科教授 工学博士
専門:流体力学,環境融和型水車の開発,流力騒音

中村 正行(第1章,第4章,第5章)
1959年生まれ
信州大学工学部環境機能工学科教授 博士(工学)
専門:設計工学

■執筆者紹介
牛 立斌(第6章)
1964年生まれ
信州大学工学部環境機能工学科准教授 博士(工学)
専門:腐食・防食,材料強度学

飯尾 昭一郎(第7章)
1975年生まれ
信州大学工学部環境機能工学科助教 博士(工学)
専門:流体力学,環境融和型水車の開発,流体制御

高野 拓樹(第3章)
1977年生まれ
信州大学工学部環境機能工学科助手 修士(理学)
専門:リサイクル,塑性加工
























著者紹介

北澤 君義(きたざわ きみよし)

池田 敏彦(いけだ としひこ)

中村 正行(なかむら まさゆき)