デリバティブ取引の経理入門

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目次

1 デリバティブ取引とは
 1 デリバティブの分類と特徴

 2 デリバティブ取引の種類
  ⑴ 先渡取引,先物取引
  ⑵ スワップ取引
  ⑶ オプション取引
  ⑷ 組み合わせ商品

 3 デリバティブ取引の利用目的
  ⑴ ヘッジ取引
  ⑵ 投機取引(スペキュレーション取引)
  ⑶ 裁定取引(アービトラージ取引)
  ⑷ トレーディング

2 デリバティブの会計処理
 1 デリバティブ取引に関する会計基準設定の経緯

 2 会計基準におけるデリバティブ

 3 デリバティブの原則的な会計処理

 4 会計基準における時価の概念

 5 ヘッジ会計
  ⑴ ヘッジ会計とは
  ⑵ ヘッジ取引の種類およびヘッジ対象
  ⑶ ヘッジ会計の要件
  ⑷ ヘッジ会計の適用

 6 複合金融商品

3 デリバティブ取引に関する内部統制
 1 デリバティブ取引における内部統制の重要性

 2 統制環境

 3 リスクの評価と対応

 4 統制活動
  ⑴ トレーディング目的で利用している場合
  ⑵ ヘッジ目的で利用している場合

 5 情報と伝達
  ⑴ フロント・オフィスとバック・オフィスにおける情報の共有
  ⑵ 経営者への取引の状況の適時報告
  ⑶ 決算時の会計処理および開示

 6 モニタリング(監視活動)

 7 IT(情報技術)への対応
  ⑴ フロント・オフィスのシステムへのアクセス制限
  ⑵ システムの開発時および変更時におけるテスト

 8 内部統制の評価におけるデリバティブ取引に関する
   業務プロセスの取扱い
  ⑴ 内部統制実施基準における評価対象業務プロセスの範囲
  ⑵ 外貨建売上・売掛金の為替変動リスクや棚卸資産の価格変動
     リスクのヘッジ取引業務
  ⑶ デリバティブのトレーディング業務

4 個別商品の仕組みと設例
 1 先渡取引(フォワード)
  ⑴ 先渡取引とは
  ⑵ 先渡取引の利用目的
  ⑶ 代表的な先渡取引
  ⑷ 設例による仕訳例

 2 先物取引(フューチャー)
  ⑴ 先物取引とは
  ⑵ 先物取引の利用目的
  ⑶ 代表的な先物取引
  ⑷ 設例による仕訳例

 3 スワップ取引
  ⑴ スワップ取引とは
  ⑵ スワップ取引の利用目的
  ⑶ 金利スワップ
  ⑷ 通貨スワップ
  ⑸ 商品スワップ
  ⑹ エクイティ・スワップ
  ⑺ 設例による仕訳例

 4 オプション取引
  ⑴ オプション取引とは
  ⑵ オプション取引の分類
  ⑶ ITM,OTM,ATM
  ⑷ オプションの価値の決定要素
  ⑸ オプション取引の利用目的
  ⑹ オプション取引をヘッジ手段とする場合のヘッジ会計適用上の
    留意点
  ⑺ 代表的なオプション取引
  ⑻ 設例による仕訳例

 5 複合金融商品
  ⑴ 複合金融商品の種類
  ⑵ 代表的なデリバティブ組込金融商品の概要
  ⑶ デリバティブ組込金融商品の会計処理
  ⑷ 設例による仕訳例

5 デリバティブ取引にかかる表示および開示
 1 貸借対照表における相殺表示

 2 重要な会計方針としてのヘッジ会計の方法の記載

 3 デリバティブ取引に関する注記
  ⑴ 取引の状況に関する事項の注記(定性的情報)
  ⑵ 取引の時価等に関する事項(定量的情報)
  ⑶ 金融商品に関する注記の拡大

 索引

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著者プロフィール
<編者紹介>
監査法人トーマツ
監査法人トーマツはデロイトトウシュトーマツ(スイスの法令に基づく連合組織体)のメンバーファームで,監査,マネジメントコンサルティング,株式公開支援,ファイナンシャルアドバイザリーサービス等を提供する日本で最大級の会計事務所の一つです。
国内約40都市に約3,000名以上の公認会計士・会計士補を含む約4,200名の専門家を擁し,大規模多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。
詳細は監査法人トーマツ
Web サイト(www.tohmatsu.co.jp)をご覧ください。
主たる事務所
東京都港区芝浦4-13-23 MS 芝浦ビル
東京事務所:
八重洲オフィス東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス丸の内ビル
丸の内オフィス東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル
その他事務所:国内28カ所(札幌,仙台,盛岡,新潟,北関東,千葉,横浜,長野,北陸,静岡,名古屋,岐阜,三重,京都,大阪,奈良,和歌山,神戸,岡山,広島,松江,高松,松山,福岡,大分,熊本,鹿児島,那覇)
連絡事務所:国内10カ所(帯広,宇都宮,高崎,松本,富山,福井,浜松,滋賀,長崎,宮崎)
海外駐在員派遣:約40都市(デロイトトウシュトーマツ/ニューヨーク,ロサンゼルス,ロンドン,北京ほか)
<沿革> 1968年5月に等松・青木監査法人(現,監査法人トーマツ)設立。
1975年5月に国際会計事務所組織であるトウシュ・ロス・インターナショ
ナル(現,デロイトトウシュトーマツ)へ加盟。
その後,5回の国内での合併を経て,1990年2月に監査法人トーマツと名称を変更。

<執筆者略歴>
園生裕之(そのうひろゆき)
1964年3月 生まれ
1986年10月 サンワ・等松青木監査法人(現,監査法人トーマツ)入社
1987年3月 早稲田大学政治経済学部卒業
1990年3月 公認会計士登録
現在,監査法人トーマツパートナー,
日本公認会計士協会会計制度委員
会金融商品会計専門委員会専門委員,
同業種別委員会銀行業金融商品専門部会専門委員