CSR経営革新―組織の社会的責任・ISO26000への拡大

  • 書籍品切れ中

小林 俊治 編著
齊藤 毅憲 編著

定価(紙 版):3,080円(税込)

発行日:2008/07/15
A5判 / 184頁
ISBN:978-4-502-66070-2

ただいま品切れ中です

入荷をお待ちの方は、
お気に入りリストへご登録ください

  • ただいま品切れ中です

    入荷をお待ちの方は、
    お気に入りリストへご登録ください

本の紹介
企業と社会の関係をより広く、深く、オープンにとらえ、2009年のISO26000への規格化を視野に入れ、CSR経営のあり方に理論的・方法論的・実践的視座を提示する。

目次


CSR経営革新
組織の社会的責任・ISO26000への拡大
目次

 はしがき

第1章 CSRの新たな展開
 1 企業倫理の進化
 2 歴史的概観と最近の動き
 3 多様なステークホルダーへの対応
 4 ISO26000への拡大
 5 企業責任の今後の方向

第2章 CSRによる経営革新
      ―グローバル・グループ内部統制の展開

 1 松下電器の事業と経営理念
 2 松下電器のコンプライアンスの取り組み(1998年〜2004年)
    ―マネジメントシステムの活用
 3 松下電器のコンプライアンスの取り組み(2005年以降)
    ―グローバル・グループ内部統制の展開

第3章 企業と市場と社会―戦略経営の視点から
 1 なぜ企業の社会的責任(CSR)が問われるのか
 2 現代企業の存在意義とイノベーション
 3 イノベーションの実践とCSR

第4章 日本企業のCSR経営
 1 CSRに対する意識の変化
 2 求められるCSR経営
 3 日本企業のCSR経営の特徴
 4 CSR経営の限界と課題

第5章 中小企業経営とCSR
 1 CSRへの企業による取り組み状況
 2 中小企業におけるCSR
 3 コミュニティ・ビジネスとCSR
 4 中小企業のCSRの特徴

第6章 経営学の進化とCSR
      ―生成期経営学におけるサービス概念の検討

 1 CSR論史研究の意義
 2 CSR論の発展段階区分と1920年代
 3 ガントのCSR論―ビジネス・システムの社会的責任―
 4 CSR認識としての“サービス”概念
 5 フォレットによるサービスの定義
 6 シェルドンの「経営管理の社会的責任」論

第7章 大学の地域貢献
      ―横浜市立大学CSRセンターの設立をめぐって

 はじめに
  1 背景としての大学改革
  2 起業という戦略
  3 なぜCSRか
  4 CSRセンターの戦略ツール
  5 今後の課題

第8章 CSRからOSRの時代へ
 1 グローバルな「実践の時代」へ
 2 中小企業のCSR
 3 OSRへの拡大
 4 大きいトップ・マネジメントの責任と倫理
 5 おわりに

 主要文献リスト(2000年以降のもの)

 あとがき


著者プロフィール ■編著者紹介
小林 俊治(こばやし しゅんじ)
早稲田大学商学学術院教授,早稲田大学企業倫理研究所長,日本経営学会常任理事
主要著書:
『経営環境論の研究』(成文堂)
『ハーバードで教える企業倫理』パイパー他著,小林俊治・山口善昭訳(生産性出版)

齊藤 毅憲(さいとう たけのり)
横浜市立大学名誉教授,関東学院大学教授
主要著書:
『経営管理論の基礎』(同文舘)
『上野陽一――人と業績』(産能大学)
『経営学エッセンシャルズ』(中央経済社)
『はじめて学ぶ人のための経営学』(共著,文眞堂)
『グローバル時代の企業と社会』(編著,ミネルヴァ書房)


























著者紹介

小林 俊治(こばやし しゅんじ)

齊藤 毅憲(さいとう たけのり)
[プロフィール]
横浜市立大学名誉教授。永続的企業成長ネットワーク理事。
早稲田大学卒業、同博士課程修了、商学博士。

[主な著作]
『上野陽一 ―人と業績』(産能大学、1983年)、『経営管理論の基礎(増補版)』(同文舘出版、1987年)、『女性のための経営学』(共編著、中央経済社、1993年)、『経営学エッセンシャルズ』(中央経済社、1995年)、『はじめて学ぶ人のための経営学』(共著、文眞堂、2000年)、『グローバル時代の企業と社会』(編著、ミネルヴァ書房、2002年)、『アドバンスト経営学』など