環境責任―CSRの取り組みと視点

勝田 悟

定価(紙 版):2,860円(税込)

発行日:2016/08/18
A5判 / 204頁
ISBN:978-4-502-19811-3

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本の紹介
CSRとしての環境活動の進展は、攻めと守りの戦略を実施しなければ持続可能な発展は望めない。本書は「環境責任」に関する基本的な動向を踏まえて将来のあり方を解析する。

目次


環境責任
―CSRの取り組みと視点
目次

 はじめに

第1章 環境経営の視点
 1 環境活動の基本的考え方
  ⑴ 企業活動による環境汚染,環境破壊はコストである
  ⑵ 環境性能は,商品性能の一部である
  ⑶ 環境配慮商品・事業の競争力は,
     自然の変化の速度で格差を生じさせる
  ⑷ 研究開発の評価項目に環境配慮は不可欠である
  ⑸ CSRとしての環境活動は,企業経営にとって,
     守りと攻めの両面をもっている ……ほか
 2 注意すべき点
  ⑴ 環境対策の遅延による環境コストが増大
  ⑵ 政府,自治体が実施する経済的誘導策への対応
  ⑶ 消費者における経済性の視点と環境性能との乖離
 3 目標の設定
  ⑴ 経済目標と環境目標の相違
  ⑵ 事業所内の環境保全活動
  ⑶ 環境商品の性能

第2章 国内外の動向
 1 持続可能な開発のための目標
  ⑴ 持続可能な開発概念の誕生
  ⑵ 「持続可能な開発」に関する国際会議
  ⑶ リオ+20
  ⑷ SDGs
 2 CSRの視点
  ⑴ 環境保全の社会科学的議論
  ⑵ 企業憲章
  ⑶ 国際規格
  ⑷ レポート作成のガイドライン

第3章 信頼性の確保
 1 環境負荷発生の改善と予防
  ⑴ 日本のCSR
  ⑵ NGO
  ⑶ エネルギー利用
  ⑷ 人材育成
 2 国際条約
  ⑴ 生物多様性
  ⑵ 気候変動
  ⑶ 有害物質管理

第4章 環境活動評価の項目
  ⑴ 事業所管理とステークホルダー
  ⑵ 環境項目の点検
  ⑶ 新たな技術,新たな事業の事前評価

 おわりに

 参考文献

 索  引




著者プロフィール 勝田 悟




















著者紹介

勝田 悟(かつだ さとる)